赤ちゃんのためのおすすめ絵本リスト

赤ちゃんは
身近な大人との語りあいの中で
言葉を獲得していきます。
それだけでなく
赤ちゃんとの語りあいは
赤ちゃんにとっても、大人にとっても
とてもうれしい、幸せな時間です。
この語りあいの中に絵本を加えることにより
スキンシップが深まり
心の成長はさらに豊かなものになるでしょう。
そして、絵本の読みきかせは
お互いの心の中にいつまでも残る
幸せな時間の記憶となることと思います。

0・1・2歳くらいの赤ちゃんに
おすすめの絵本を選びました。


『ちいさなうさこちゃん』
 ディック・ブルーナ/さく 福音館書店
ちいさなうさこちゃんが、生れた時のおはなしです。あざやかな色彩が美しく、赤ちゃんの目をひきつけます。
『こんにちはどうぶつたち』
 とだ きょうこ/あん さとう あきら/しゃしん 福音館書店
こんにちは おおかみ。こんにちは コアラ。ゴリラやぞう、チーター、ポニーなど、かわいくユーモラスなどうぶつたちのかおをうつした写真絵本。
『なーんだなんだ』
 カズコ G.ストーン/さく 童心社
「なーんだなんだ くろいのなんだ?」 歌のような楽しい言葉とともに、ゆっくりゆっくり、パンダが出てきます。親子パンダが出てきたら、赤ちゃんと一緒に「こんにちは!」と語りかけてください。赤ちゃんも大喜びの絵本。
『ぴょーん』
 まつおか たつひで/さく・え 童心社
かえるが、ぴょーん。いぬが、ぴょよよーん。ばったが、ぴょーん。にわとりとひよこが親子でぴょーん。いろいろな生き物がとびはねる様子を描いた絵本。あかちゃんも一緒にたかいたかいをしてあげると大喜びです。
『きんぎょがにげた』
 五味太郎/さく 福音館書店
ピンク色のきんぎょが、金魚鉢から逃げ出した。おはなになったり、キャンディになったり…。どこに隠れているのかな?シンプルでカラフルな絵が素敵です。
『うたえほん』
 つちだ よしはる/え グランまま社
ぞうさん、どんぐりころころ、ちょうちょう、むすんでひらいて、など全26曲のうたに、温かみのある絵を添えてあります。赤ちゃんはうたもだいすきです。
『いないいないばあ』
 松谷みよ子/ぶん 瀬川康夫/え 童心社
いないいないばあ。にゃあにゃが ほらほら いないいない… ばあ。はじめにねこ、つぎにくま・ねずみ・きつね・最後にのんちゃんがつぎつぎに「いないいないばあ。」赤ちゃんが最初に覚える遊び「いないいないばあ」を、いっしょに楽しんでください。
『がたんごとん がたんごとん』
 安西水丸/さく 童心社
がたん ごとん がたん ごとん 「のせてくださーい」乗ってきたのは哺乳ビン、カップとスプーンそれから…。赤ちゃんの好きなものをつぎつぎに乗せて、電車は走ります。リズミカルな音の繰り返しが気持ちよい本です。
『くだもの』
 平山和子/さく 福音館書店
おいしそうなくだものが「さあ、どうぞ」と次々と登場。みずみずしく描かれたくだものは本物そっくりで、思わず手が出てしまいます。同じ作者の『いちご』『おにぎり』も読んでみて下さい。
『じゃあじゃあ びりびり』
 まついのりこ/さく 童心社
じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー、いぬ わんわんわんわん。ことばを覚えはじめた赤ちゃんたちは、ぶーぶー、じゃあじゃあといった擬音語が大好きです。言葉のひびきを赤ちゃんと一緒に楽しんで下さい。
『にんじん』
 せなけいこ/さく 福音館書店
にんじんのすきなこ だあれ?うまさんも、きりんさんも、さるさんもみんな「ああ おいしい」。ではにんじん、いちばんすきなこ だあれ? 貼り絵風の絵が、あたたかみを感じさせます。
『おつきさまこんばんは』
 林明子/さく 福音館書店
真っ暗な夜、真ん丸のお月さまが顔を出しました。「おつきさまこんばんは」。 真ん丸でやさしい顔のおつきさま。みているだけで、心がまあるくなります。
『とっとことっとこ』
 まつい のりこ/さく 童心社
ねこさんがくつはいて、とっとこ とっとこ。次はありさん、とっとこ とっとこ。ぶたさんもかえるさんも、とっとこ とっとこ。つぎつぎにくるよ。みんな一緒に楽しいな。
『もこもこもこ』
 谷川 俊太郎/さく 元永 定正/え 文研出版
「しーん」として何もない地面が、「もこもこもこ」と盛り上がって、伸びてきた「にょきにょき」を「ぱく」。そして「ぽろり」…。ことばのリズムが楽しい絵本。
『たまごのあかちゃん』
 かんざわとしこ/ぶん やぎゅうげんいちろう/え 福音館書店
たまごのなかでかくれんぼしてる、あかちゃんは だあれ?でておいでよ。呼びかけるたびに、いろいろな動物の赤ちゃんが出てきます。次は何がでてくるか、繰り返しが楽しい絵本です。